「寂しい…。」
その一言がなかなか言い出せない人が多いのではないのでしょうか?
たった一言の「寂しい」が言えない、このケースは特に女性に多いです。
その中でも特に多いのが男女間での場合です。
彼氏に向かって寂しいと言えない女性が多いのです。
果たしてどうして寂しいと言えないのでしょうか?
その理由と、解決法をご紹介します。
わがままと思われてしまう
「本当は寂しい。会いたくてたまらない…。
もっと連絡が欲しい。でも、わがままと思われてしまうのが怖くて言えない…。」
こんな女性多いと思います。
そういう場合は少し発想を変えてみるのも良いでしょう。
わがままと思われてしまうかもしれないのなら、とことんわがままになってみるのです。
男性からしてみると女性のわがままがかわいく見える場合もあります。
男性によって変わってくるので、その辺りを見極めるのは必要となりますが、
今まで言ったことがない人は諦めてしまう必要はありません。
わがままと思われてしまうかもしれないから、
寂しいと言えないのならば思い切って言ってみるのも良いでしょう。
わがままが好きな男性も少なからずいます。
そういう男性からしてみれば、
わがままを言ってくれたおかげでより近い関係性になれたと喜ぶ男性もいます。
わがままと思われてしまうのが怖いならば、
一度思い切ってわがままになってしまってみてはいかがでしょうか。
人は大人になるに連れて、気遣いや遠慮を覚えていきます。しかし、それがときに距離を縮めにくくしてしまうのも事実。
自分の欲求を素直に伝えたり、お願いができる女性は、相手に「信頼されている」「親しみを持ってもらえている」と思ってもらえます。
人は自分に好意を抱いてくれている人に好印象を抱くもの。意外かもしれませんが、上手にワガママを言える女性は、相手の男性から好印象を抱かれやすいのです。
責めていると思われてしまう
寂しいと言えない女性の中には、それを男性に言ってしまうと、
男性が責めてられていると感じてしまうことを怖がる人がいます。
また、過去に寂しい気持ちを伝えたときに、
相手の男性から責められていると思われてしまったため、
寂しいと言えない状態になってしまった人もいるでしょう。
気持ちを伝えることは難しいことです。
せっかく気持ちを伝えようとしても相手に伝わらなかったり、
意図していない伝わり方をしてしまったため、
それ以来気持ちを伝えることをしなくなってしまった人もいるでしょう。
そんなとき、どうやって気持ちを伝えようとしたのか考えてみると良いでしょう。
会いたいときや連絡が欲しいとき、あなたはどうやって伝えましたか?
「どうして会えないの?」
「どうして連絡くれないの?」
こんなセリフを言ってしまった経験はありませんか?
ついつい言ってしまいがちな「どうして?」
一番多い責めていると思われてしまう原因はこの問いなのです。
ですが、少し言い方を変えるだけ伝わり方が変わってきます。
「どうして会えないの?」→「会えなくて寂しいよ。」
「どうして連絡くれないの?」→「連絡くれなくて寂しいよ。」
疑問形を変えるだけで、伝わり方がまった変わってくるのです。
責めていると思われてしまうのが嫌で寂しいと言えない人は、
今までどんな言い方をしていたのかちょっと思い出してみましょう。
もしも疑問形で「どうして○○?」と伝えてしまっていた人は、
言い方を変えるだけで責めているような口調ではなくなります。
今までの関係性が崩れてしまう
今まで築いてきた関係性が崩れてしまうことを恐れて、寂しいと言えない人もいます。
強い女性を演じていた女性ほど、
強い女性を前提とした関係性になっていますので、
寂しいと言ってしまった瞬間から関係性が崩れてしまいそうで怖いと感じるのです。
しかし男性は、ふとした瞬間に女性が見せるギャップが好きなことは多いです。
強がっている女性がふと漏らす寂しいの一言。
このギャップに弱い男性は実はかなり多いです。
関係性が崩れてしまうかもしれないと思わず、思い切って言ってみるのも良いですね。
・「普段はクールなのに2人きりになると甘えてくる女性は、かわいいなあと思う」(26歳/農林・水産/技術職)
・「普段はつんけんしているが、自分の前だと甘えてくる。自分に気を許しているからできると思う」(33歳/医療・福祉/専門職)
「オレしか知らない彼女の素顔」に魅力を感じるという意見です。普段はクールな自分を装っているのに、気を許せる相手の前でだけリラックスした表情を見せるというのは、男性の「守ってあげたい欲」を刺激するのかも。
自分が傷つくかもしれない
自分が傷つくのが怖くて寂しいと言えない場合もあります。
寂しい気持ちを伝えた瞬間、
自分が思っていることと違う対応をされたらどうしようと思うのです。
例えば、「寂びしいから会いにきて」と伝えたとき、
今から会いに来てくれたり、
会えない理由を教えてくれたりするだろうなと予測をしていたとします。
そんな時、そんな予測をしていたこととは違う対応をされたら傷つきますよね。
面倒だなと思われて、別れ話に発展してしまったり、
電話を無言で切られてしまったりと、
そんな予測をしていない対応に傷ついてしまうのを恐れるのです。
予想もしなかった対応をされると確かに傷つくこともあるでしょう。
ですが、それで寂しいと言えないなら、勇気を出して一歩踏み出すことが大切です。
もしも本当にその人と長く一緒にいたいと思うならば
自分の気持ちを伝えることから目を背けてはいけません。
そういう時の男性の対応こそが、その人のありのままの感情を映し出すので、
本心を知るいい機会でもあるのです。
言った後悔よりも言わなかった後悔のほうが大きいとは、
まさに「寂しい」の一言にも当てはまります。
これから先も大切にしたい関係なのであれば、
相手への思いやりをもって、丁寧に、素直な気持ちを伝えるべきです。
そうすることで、お互いに本音で語り合える心地よい関係が築けるはずです。